
全世界での納品台数17万台超という実績が示すように創業以来、常に変革と挑戦に取り組んできた森精機の企業姿勢は多数のお客様から高い支持をいただき、工作機械業界のリーディングカンパニーとして広く認められるまでに成長することができました。お客様のご支持に感謝し、さらに第一級の製品とサービスをご提供するため、森精機は新たな中期経営計画「PQR555」を策定いたしました。
今号においては、これから森精機がどのような方向を目指しているのかをご紹介いたします。

長年に渡って、森精機は、日本国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパをはじめ、成長著しい中国や東南アジア、中・東欧諸国など世界中のお客様から高い評価をいただける工作機械メーカーになるべく努力してきました。
持続的に成長していくためには、世界市場の動向を敏感に察知し、お客様が求める製品をレスポンス良く提供できる優れた開発力と生産力が必要となります。業界最高クラスの優れた製品を世界中のお客様に短納期でお届けするため、開発人員の増強や、日本の設計チームと米国のデジタル・テクノロジー・ラボラトリ(DTL)による日米二極開発体制の強化、国内外の開発・生産拠点の体制を拡充してまいります。

昨年度は、製造業界で高まっている大物や複雑ワークの加工ニーズに対応するため、独自技術を搭載した5軸制御高精度立形マシニングセンタNMV8000 DCGや5軸制御高精度横形マシニングセンタNMH10000 DCGといった大型機のラインアップを拡充しました。
今年度も世界中のお客様にご満足いただけるよう、世界最大のY軸移動量を誇る複合加工機NT6600 DCGや高精度横形マシニングセンタNHシリーズの大型タイプなど、多彩なラインアップをご提供してまいります。

質の高いサービスと業界最高クラスの製品を世界均一で提供するために実施された「Mori-568PLAN 」の後継として、今年度から新しい中期経営計画「PQR555 」が始まります。計画のテーマである、ピープル(人)、クオリティ(品質)、リスクマネジメント(危機管理)の頭文字を取って名づけたこの計画は、成熟市場での安定と新興市場での獲得、戦略産業への拡大、原価・販売管理費の低減、グローバル経営システムの確立、教育による人材の質向上、経営人材の育成などを新たな達成課題としています。これらの課題を解決するために、今後の3年間で目標に掲げた数値を達成し、持続的に発展し続ける企業として体質を強化してまいります。
森精機は、すべてのお客様にファーストクラスの製品、ファーストクラスのサービスを永続的に提供していくため、今後も工作機械業界の
グローバルワンを目指して挑戦を続けてまいります。