| ニュースレター| Vol. 7 No. 3 August 2002 |
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| コンピュータの高速化·大容量メモリ化にともなって、3-D
CADが急速に普及しつつあります。 3-D CADで製品のデザインモデルを作成すれば、そのモデルを利用して解析を行ったり、電子データでモデルを組み立てるなど、デジタル試作やデジタル情報のままでのレビューが可能となります。それにより生産に必要なNCプログラムなどのデータ生成が、さらに短時間で行えるようになります。 当社においても3-D CADを約200台導入し、新機種をすべて3-D CADで開発した結果、その強力な効果を実感することができました。現代の製造業に要求される変化のスピードに対応した3-D CADは、まさに勝ち組になるために不可欠なツールです。 そこで森精機では、このようなお客様のニーズにお応えするため、当社マシニングセンタ用対話形自動プログラミングソフトCAPS-Mをバージョンアップ。3-D CADからのデータインポート機能を新たに搭載し、プログラム生成やシミュレーションまでの時間を劇的に短縮することを目的としてCAPS-M+を開発しました。 |
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新開発のプログラミングソフトCAPS-M+の主要な特長は、3-D
CADモデルから加工が必要な箇所を自動的に認識する機能です。認識した加工箇所から自動的に加工寸法、座標などを算出して、適切な加工方法、工具を自動的に選びます。そして、本格的な3-Dモデル表示機能によって3-D
CADと同等の製品モデル描画が可能です。これらの機能により対話プログラミングに必要とされていた数値入力の手間を大幅に削減。計算ミスや入力ミスといった人為的な過失に起因するプログラミングのミスを防止できます。 また、新しく開発したCLエンジンにより、入江·島残し·開放面等の複雑なポケット形状にも対応でき、なおかつ効率のよいパスを生成するため加工時間の短縮や、工具寿命の延長にも貢献します。 開発にあたっては、ソリッドモデルのハンドリング、3-Dモデルの表示、製品形状の認識などの新しい技術を導入するために、エンジニアを募集しました。日本のみならず海外から優秀な人材を獲得した結果、開発着手からわずか1年半で市場投入できるまでの製品に仕上がりました。米国と日本での並行開発、そして米国内では多国籍の優秀なエンジニアの協業により、まさにグローバルな開発体制のもとで完成させた強力なソフトウェアがCAPS-M+です。 今後は3-Dモデルを核として、当社の工作機械に対し一つの作業環境で、工程設計から検証、段取り、品質検査まで作業できるように製品開発に取り組みます。とりわけ複合加工機MTシリーズでは、3-Dの干渉チェックが可能なマシンシミュレーション機能をすでに標準化しているため、3-D CADデータインタフェースも引き続き開発投入を行っていきます。 森精機のソフトウェア製品は、お客様が導入後にすぐに立ち上げ可能です。すなわち他メーカーのCAD/CAMのようにポストプロセッサや逆ポストプロセッサを作成する必要がなく、すばやく低コストで立ち上げが行えます。 しかも、標準搭載されている対話機能とデータには互換性があり、NC言語に変換する前の対話データを機械上でNC言語へとコンパイルできるため、切削条件を簡単に修正可能。当社のネットワーク系ソフトウェアと同時に導入していただければ、LAN経由でパソコンから機械にデータを送受信することもできます。 |
| 森精機では、これら環境の良さを生かしながら専業メーカーに負けない強力なソフトウェアを投入して、お客様のニーズにお応えしていきます。 HMI(ヒューマンマシンインタフェース)ソフトウェアの本格的な開発を始めて5年が経過したなか、当社は今後も操作環境の標準化·統一化を図りながら、高機能かつ使いやすいHMIの研究と開発を継続していきます。そしてお客様にご満足いただくために、日米DTLの開発者が全世界の当社アプリケーションエンジニアと連携を行うなど、お客様のあらゆるご要望にお応えできる開発体制へと充実させていきたいと考えています。 * Parasolid は Unigraphics Solutions, Incの商標または登録商標です。 |
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